小学3年生からライフセービングを続けてきた、18歳のkanoさん。
強豪選手に求められる「厳格な管理」をあえて拒否し、それでも日本一を目指しています。
「自分らしさ」を貫いた先に見えてきた、競技との向き合い方を聞きました。
下田の海が好きすぎて、東京が楽しみじゃない

はい、下田の海は本当に綺麗で静かで、自然に囲まれているので、私にとっては「癒やし」そのものです。
4月から大学進学のために東京へ行くのですが、実はあまり楽しみではなくて、下田が良すぎて。

メインの種目は「ボードレース」です。 サーフボードよりも長いボードに乗って、沖にある3つのブイを回って戻ってくるタイムを競います。 パドリングには、サーフィンのように寝て漕ぐ方法と、正座のように座って漕ぐ方法があり、海のコンディションや自分の得意なスタイルで戦うんです。 中学生の頃、反抗期も重なって一度そう思いました。 世界大会を目指したいという夢はあったのですが、厳しい練習や、私生活・食事まで管理されるのがどうしても嫌だったんです。 「縛られるのが嫌だ、マイペースにやりたい」と思って。 環境に恵まれていたんだと思います。 私の周りには社会人のライフセーバーの方も多くて、皆さん仕事をしながら自分に合ったスタイルで練習されていたんです。 それを見て、「人に何を言われようと関係ない、自分のやり方でいいんだ」と思えるようになりました。 そうですね。でもできないことを無理にやってストレスを溜めるより、やる時はやる、できない時はやめるという「切り替え」を大切にしています。 コーチが言うことが全てではなく、自分に合ったトレーニングを模索することで、また競技が楽しくなりました。 大学生活でも競技を続け、インカレや全日本選手権という大きな大会でメダルを取りたいです。 もちろん、私らしい「管理されないスタイル」を貫いたままで。 それを見て、誰かがワクワクしてくれたら嬉しいですね。
「辞めたい」と思った時期を超えて


「管理しない」という選択

「管理されないスタイル」で、メダルへ






